ガルニモ

ちゃんとした人生は作れない。

ネコ

私は何かを作るのが好き

無職になる前は「無職になったら旅行とかしようかな」とかぼんやりと思っていて、実際に少しだけ観光とかしてみたけど、結局基本的には何かを作る日々を送っているので私は多分何かを作るのが好きなのだと思う。

「人間はいつか死ぬ。つまり人生の意味とは私が死んだ後も永遠に残るものを作ることだ」って言って有名な建築家になった人がいるらしいけど、私もそんな感じな人生になりそう。ただし私は私の死んだ後の世界にあまり興味がないので永遠に残るものを作ることには固執してないけど。

このサイトを含めて色々サイト作ってるけど自己顕示欲で作っているというよりは「何かを作るのが好き」の延長線上で作ってる気がする。起業もしてみたけど、これも結局「何かを作るのが好き」の延長線だった気がする。起業って基本的には商品やサービスを作ってから販売するじゃん?だから大変だったけどまあまあ楽しかったんだよね。だから起業の思い出としては「大変だったから二度とやりたくないな」という気持ちと「また機会があればやってみたいな」という気持ちの二つの気持ちを同時に持っている。

働いていた時に職業としてプログラマーを選んだのも明確な理由としては「『プログラマー』という職業ってカッコいいから、せっかくの人生だし一生に一度くらいプログラマーになってみたい」という理由でなったけど、「何かを作るのが好き」という理由もあったんだと思う。まあ「何かを作るのが好き」でプログラマーになることの問題点は、プログラマーって基本的に「これを作れ」と言われたものを作るだけで自分が作りたいものを作れるわけではないことだけど。

「プログラミングで物を作るのが好き」とか「ウェブサイトを作るのが好き」とかではなくて「全般的に何かを作るのが好き」なんだと思う。最近は絵本の賞レースに絵本を作って応募した。あと以前テレビで「楽譜が全く読めないけど作曲して有名人に楽曲を提供している」という特殊な人が紹介されていて「楽譜読めなくても作曲していいんだ……!」って衝撃を受けたので作曲にも興味がある。

そういう意味ではこの時代に生まれてまあまあ良かった気がする。作曲の仕方はまったく分からないけどそういうパソコンの作曲ソフトを買えば多分一応下手なりに作れるんだろうし。絵を描く時も絵を描くソフトは色々あるしググれば描き方もわかるし。世の中に発表したいときも一応色々方法はあるし。

ただ、この年齢にもなって「全般的に何かを作るのが好き」というぼんやりとしたほわほわな理由で、ぼんやりとしたほわほわな何かを作る日々を送っていて私大丈夫?私の人生本当に大丈夫?っていう気持ちはぬぐえない。一応株でそこそこ稼いでいるのでお金的な心配は今のところないけれど。もっとちゃんと生きたほうがいいのでは?という気はする。「もっとちゃんと生きたほうがいい」の具体的な内容が何かは分からないけど。