文学ファイター

考えてみれば、お経も歌の一種かも。

坊さん歌をうたう

お坊さんがお葬式で歌を歌うということを初めて知った。

先日、祖父が亡くなり、お葬式に出た。お経を読んだり線香をあげたりしたあと、坊さんは途中で歌を歌い出した。演歌だ。

歌詞はなにやら、現世を生きる人に説教を垂れるような内容だったが、とにかく、歌ったのだ。

考えてみたら、音楽と人の死は結構関係が深い。

祖父の葬式でも銅鑼や鈴、木魚が鳴らされた。

人が死んだときは、聖歌を歌う宗教もあるし、ダンスを踊る部族もいる。

音楽というのは、人の心を癒す効果がある。私も、落ち込んでる時は明るい音楽を聴き自分を慰めている。

人の死という場で奏でられる音楽は、その人の死を悼む人々の心を癒すために奏でられるのだ。

そして、死んだ人の魂は、その音楽を聞きながら死後の世界へ旅立つ。

自分が死ぬときに奏でられる音楽くらいは、生きているうちに自分で好きに決めたい。特に、特定の宗教観がない日本人なら、もっと人の死というものに対して自由なスタンスをとっても良いのではないだろうか。

ある人が死んだとき、時にはジャズを。時にはロックを。坊さんだって、死人の望みなら無下に断ったりしないはずだ。きっとあのお経を読む渋い声で歌い出すだろう。

「セーラー服を〜♪脱がさーないーで〜♪」

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