文学ファイター

焼き魚に醤油をかけて、カボスを搾ると美味しいよね。

料理人と魚

プロの料理人・佐藤さん
「えぇ、どんな魚でもさばける自信があります。この道に入ってから長いですからね」

罪深き魚
「えぇ。私は罪深き魚です。魚としてやってはいけないことをやってしまいました。ですが、皆さんに問いたい!果たして、生まれてから今まで一度も悪いことをしたことがないと言いきれる魚が、この世に何匹いるでしょう?皆さんは、こんな話を聞いたことがあるでしょうか?昔、イエス・キリストが道を歩いていると、広場で人々が一人の女性に向かって石を投げつけているという場面に遭遇しました。イエスが人々に理由を尋ねると、『なぜならあの女は罪人だからだ』という返事が返ってきました。そこで、イエスは言いました。「なるほど。ならば石を投げつけられても仕方がない。では、自分は生まれてから一度も神に背いた行為をしたことがないと自信を持って言い切れる者だけ、石を投げつけなさい」そういって、イエスは女の人に石を投げつけ始めました。集まっていた聴衆は、石を投げるのをやめ、一人、また一人と去っていき、最後には石を投げつけるイエスだけが広場に残ったそうです。聴衆の皆さん。あなたがたに、私を罰する権利はあるでしょうか?――いや、無い!私を裁く権利を持つのは、神だけだ!!」

さすが佐藤さんです。神技と言われる見事な手つきで魚をさばいていきます。

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