文学ファイター

これ、タイトルと内容が合ってないけど、まあいいや。

性差について

男性と女性では、体に違いがある。男性は女性のおっぱいや股の間に性的魅力を感じ、女性は男性のチンコに性的魅力を感じるのだ。

しかし、もし男性と女性が同じ体を持っていたら、これほど異性の体に魅力を感じることがあっただろうか?例えば男性が、女性のおっぱいと股の間を持っていたら、そんなに女性の体に興味を持っていただろうか。例えば好きな女性が出来たとしても「でも、おっぱいは俺のほうがでかいしな」とか思うんじゃないだろうか。例えば女性が、男性のチンコを持っていたら、そんなに男性の体に興味を持っていただろうか。例えば好きな男性が出来たとしても「でも、私のほうがチンコでかそうだな」とか思うんじゃないだろうか。

つまり、異性の身体に魅力を感じることの理由の一つに「自分の身体と違うから」っていうのがあるんじゃないだろうか。

だから、もし例えば女性にのみ『しっぽ』が生えていたら、男性は女性のしっぽにも魅力を感じるのではないか。もし例えば男性にのみ『ツノ』が生えていたら、女性は男性のツノにも魅力を感じるのではないか。

つまり「差異」そのものが魅力の根源になるのではないか。そしてこれは、性だけの話ではなく、その人個人の魅力も「差異」、つまり「他人と違うこと」がその人間の魅力になるのではないだろうか。

ただし「他人と違うこと」は『その人の魅力』ではなく『差別のきっかけ』になることもある。おそらく「ある一定のレベル内での差異」は、その人の魅力として捉えられるが、「ある一定のレベルを超えた差異」は、あまりの違和感から、その人を仲間と認めなくなる、つまり、差別の対象とし始めるのではないか。しかし、そのレベルすら超えた差異になると『魅力』にもならないし『差別の対象』にもならない『自分とはそもそも関係のない存在』扱いになるんだと思う。

例えば「足の早い男の子」や「本ばかり読んでる女の子」は『魅力を感じる対象』となりうるだろう。

だが、「足が3つある男の子」や「目が三個ある女の子」は、自分の仲間と認められず『差別の対象』となりうるのだ。

そして「チーター」や「ヤギ」は、そもそも『魅力を感じる』とか『差別の対象』とかそういう概念を超えて、「あー、いるね。うん、足速いね。紙食べるね」程度の認識になるのだ。

でも、ここでいう「ある一定のレベル内での差異」の『一定』は、社会で共通認識として「ここからこっちは『魅力』。ここから先は『差別対象』」っていうのがあるんじゃなくて、個人個人で「ある一定」は異なると思う。

例えば先の例で「足が3つある男の子」や「目が三個ある女の子」を例に上げたけど、これを気持ち悪いと思わずに「何それ超カッコいいじゃん」って思った人もいるだろう。

例えば「大人なのに足し算が出来ない中村さん」について考えてみよう。

「大人なのに足し算が出来ないとか、中村さん可愛いな」と思う人もいるだろう。「え!?大人なのに足し算できないの!?中村さん気持ち悪い」と思う人もいるだろう。そして「へー、中村さん大人なのに足し算できないんだ」というように、中村さんに特に魅力とも感じず、かといって嫌悪感も感じない人もいるだろう。

だから、極端なことを言えば、動物に性的魅力を感じる人もいる。例えば性病のエイズに関しては、元々サルの間にしかない病気だったが、人間がサルとセックスしたために、人間の間にもエイズが広まったという説がある。この説が正しいとすれば、サルに性的魅力を感じた人間がいるということだ。

つまり、「個性」があるからこそ、人は差別される場合もあるけど、逆にそれが他人に好かれるきっかけになりうるのだ。そしてこの「個性」は、「他人と比べて優れている個性に対して魅力を感じる」というものではない。先の「大人なのに足し算が出来ない中村さん」の例を見てもらえば分かる通り、『優れている』や『劣っている』など関係なく「他人と違うことそのものに魅力を感じる」のだ。

基本的に日本には同一性(没個性)圧力がある。皆、他人と異なることが怖いのだ。差別されるのが怖いのだ。でも、他人と同じになるように、差別されないように努力するのは無駄だから諦めなさい。なぜならあなたには個性があるから。どうせいつか差別されるから。そして、あなただけでなくあなた以外の皆もそれぞれ個性があるから、どうせ皆いつか差別されるのだ。

そして、あなたがコンプレックスに感じている「頭が悪い」、「運動が出来ない」、「外見に欠点がある」などは、逆にそれらが魅力であることを誰かに発見されたりするのだ。あなたの欠点は誰かの魅力だ。

だから、もっと個性を出すんだ。個性を出さなくても、どうせあなたは差別されるから。コンプレックスはそれほど気にするな。それを魅力に感じてくれる人はいるから。もっと好きに生きるんだ。どうせいつかは死ぬんだから。

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