文学ファイター

私も昔、「公正世界仮説」でこの世界を見ていた。

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公正世界仮説

今日は、『武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50』で読んだ話をしよう。

「日の当たらない場所であっても、地道に誠実に努力すれば、いつかきっと報われる」「世界は公正であるべきだし、実際にそうだ」というような考え方で世界を見る世界観を、社会心理学で「公正世界仮説」というそうです。この世界観の持ち主は「頑張っている人は報われるし、そうでない人は罰せられるように出来ている」と考えるそうです。

ですが「公正世界仮説」は実証研究から否定されているそうです。つまり、世界は公正ではない。

「公正世界仮説」で世界を見る人の危ないところは、「現在苦境に立っている人のこと」を、「そういう目に遭うような原因が本人にあるのだ」と考えがちであり、かつ自分の努力が報われない場合は「社会や組織を逆恨み」しがちだということです。その人が勝手に「世界は公正だ」と思い込んでいるだけで、世界は最初から公正ではないのに。

ウィキペディアにも公正世界仮説の記事があるので、興味があれば読んでみるといいかも。

というわけで、皆さんも「公正世界仮説が通用しない世界」という認識の下、この世界をプレーしてね。

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