Linuxゲリラ戦記

「離れていても、心はつながってるよ……!!無線LANで!!」
「‥…なんか嫌だ」

LinuxでAOSSを使って無線LAN接続をするのは可能

ごめんなさい。タイトルに嘘をつきました。正確には「既にAOSSを使って無線接続してある機器が多数ある(PS3とかWiiとかWindowsとか)状態で、その既存環境にLinuxの無線LAN接続を追加することは可能」です。「Windowsと同じようにAOSS設定ソフトをインストールして簡単に……」ではありません。でも、行う作業は簡単です。

使う道具:無線LAN親機。Windowsが入っているパソコン(無線LAN管理ソフトが入っていること)。Linuxが入っているパソコン(今回無線LANを設定したいパソコン)。

Windowsが入っているパソコンがなぜ必要かといいますと、無線LAN管理画面を表示・設定できるソフトが大体Windowsにしか対応していないからです。

ちなみにAOSS接続とは、「無線LAN接続を誰でも手軽に行える」接続であり、その中身は従来の無線LAN接続と同じです。つまり、AOSSが現在使っている設定が分かれば、それをLinuxに設定することで現在の環境のままLinuxで無線LAN接続することが可能なのです。

今回私が実際に試した環境は「802.11n対応 無線LAN ルーター(WZR-HP-G302H)」「Windows 7の入ったノートパソコン」「Ubuntu 10.10 の入ったノートパソコン」です。ちなみに、既にAOSSを使ってPS3やWiiやWindowsの無線環境を構築してしまっています。

おそらく、Windowsの入ったパソコンをAOSSを使った無線LAN設定をした時に、無線LAN管理ソフトも普通はインストールしていると思います。

というわけで、まずはWindowsのパソコンで無線LAN設定ソフトを起動しよう!

エアステーション設定ツールで無線LAN設定画面を起動する

私が使用している無線LANでは上記画像の「エアステーション設定ツール」を使用することで無線LANの管理画面を起動します。ここら辺は、適宜皆さんの環境に置き換えて行動していただければと思います。(「俺の無線LANはお前のとは違うんだよ!」って人でも、無線LAN購入時についている説明書を読めば、無線LANの設定/管理画面を開く方法が書かれているかと思います。)

エアステーション設定ツールを起動する

使用するエアステーション無線親機を選ぶ

「設定画面を開く」をクリックする。

エアステーションでは無線LAN管理画面を起動するためにユーザー名とパスワードが必要です。説明書に「ユーザー名にrootを入れて、パスワードには何も入れないでね」と書いているので、その通りにします。

ユーザー名・パスワード入力欄が表示される。

ユーザー名にrootと入力する

OKを押すと、無線LAN管理画面が起動します。

無線LAN管理画面が起動する

上のタブから「無線設定」を選ぶことで、無線LANの情報を見ることができます。

無線LANの環境を確認する

SSID(赤で塗りつぶしたところ)に書かれているのが無線LANのアクセスポイントです。暗号鍵(青で塗りつぶしたところ)に書かれているのが、アクセスするためのパスワードです。

セキュリティーに書かれているのが暗号化方式です。私の場合 WPA/WPA2 mixedmode - PSK TKIP/AES mixedmode という聞きなれないものが書かれていますが、ググって見たところ「WPA-PSK(AES)」「WPA-PSK(TKIP)」「WPA2-PSK(AES)」「WPA2-PSK(TKIP)」のどれでも使えるよ(参照:WPA/WPA2 mixedmode - PSK TKIP/AES mixedmodeの解釈の仕方)というものだそうです。

ここまでくれば、後は簡単です。Ubuntuの入ったノートパソコンを起動し、右上のネットワークのアイコンを

右上のネットワークアイコンをクリック

クリックすると、ネットワークのアクセスポイントがいくつか表示されるかと思います。先ほど確認したSSID(赤で塗りつぶされているもの)と同じものをクリックすると以下の画面が表示されます。

無線ネットワーク認証ダイアログ

「無線セキュリティ」は自分の無線LANで使用できる暗号化方式を選んでください。私の場合は「WPA-PSK(AES)」「WPA-PSK(TKIP)」「WPA2-PSK(AES)」「WPA2-PSK(TKIP)」のどれでも使えるよ、ってことで既に選ばれているもので良い様です。

パスワードに、先ほどの暗号鍵(青で塗りつぶされたもの)を入力します。ちなみに、「パスワードを表示」のチェックボックスにチェックを入れることでパスワードを「●●●●」という隠された状態ではなく「abcd」のように確認できる状態で入力することが出来ます。

パスワードを入力する。

パスワード入力後、接続をクリックすれば接続できます。

無線LAN接続が完了する。

なお、これはUbuntuをハードディスクにインストールした場合の手順です。Ubuntuはハードディスクにインストールする前に「お試し」起動でお試しが出来るのですが、その場合最後にUbuntuで無線LANのパスワードを入力した後、パスワードマネージャ(?)らしきものが起動しました。多分、パスワードを一括で管理するUbuntuのアプリかと思います(Ubuntuインストールしたばかりで詳しくないのでよく分からず)が、そこは自分の好きなパスワードを入力、確認のために同じパスワードを再度入力、で無事にお試しでも無線LANが接続出来ました。

次回以降はこの様な複雑な操作をしなくても(Ubuntuをハードディスクにインストールしている場合は)Ubuntuがパスワードを記憶しており、次回から勝手に無線LANに接続してくれるようです。

お疲れさまでした。

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