Linuxゲリラ戦記

ログインできない!死のう!っていう前に、管理者ユーザー(rootユーザー)に相談しよう。

アイキャッチ

58.Linuxのパスワードを変更する。passwdコマンド。

ナックス「今回はLinuxのパスワードを変更してみたいと思います」

デビー君「Linuxのパスワードっていうと、一般ユーザーでLinuxにログインする時のパスワードとか、rootユーザーのパスワードとか?」

ナックス「そうです。えーっと、Ubuntuとかの人にとっては、sudoコマンドを使うときにパスワードを聞かれたりしませんかね?そのパスワードの事です」

デビー君「了解です」

ナックス「例えば『Linux初心者だったから、あまりにも簡単なパスワードでユーザー作っちゃったなー。もうちょっと複雑なパスワードに変えたいなー』とか、逆に『パスワードを難しくて長い文章で作っちゃったけど、いくら何でも複雑すぎる……。パスワードの入力に時間がかかるし、もうちょっと簡単なパスワードに変更したいな』ってときにパスワードの変更をしたいと思うことでしょう」

ナックス「パスワードの変更は、結構簡単です。まず、自分自身のLinuxパスワードの変更ですが、CUI環境でpasswdとコマンドを打つだけです」

$ passwd

デビー君「へー。rootユーザーからじゃなくて一般ユーザーで変更できるんだ」

ナックス「はい。自分自身のパスワードは、いつでも好きなときに一般ユーザーで変更可能です」

ナックス「passwdって打つと、こんな感じになります」

$ passwd
debby 用にパスワードを変更中
現在のUNIXパスワード:

ナックス「これは『現在のあなたのパスワードを入力して下さい』っていう意味です。現在のパスワードを入力しましょう。入力中の文字は表示されませんが、きちんと入力されているので気にせず入力後、Enterキーを押してください」

$ passwd
debby 用にパスワードを変更中
現在のUNIXパスワード:
新しいUNIXパスワードを入力してください:

ナックス「今度は、変更後のLinuxのパスワードを入力します。好きなパスワードを入力して、Enterキーを押しましょう。また、こちらも入力中の文字は入力されません」

$ passwd
debby 用にパスワードを変更中
現在のUNIXパスワード:
新しいUNIXパスワードを入力してください:
新しいUNIX パスワードを再入力してください:

ナックス「こんな感じに表示されるので、先ほどと同じ、変更後のLinuxパスワードをもう一度入力します」

デビー君「なんで、変更後のパスワードを二回も入力させるんだろう?」

ナックス「入力中の文字が見えないので、マンイチ一回目に入力したパスワードであなたが頭に思い描いているパスワードと違う、打ち間違いをしたパスワードを入力してしまっていた場合、二回目にあなたが頭に思い描いていたパスワードをきちんと入力出来たとすると、一回目に入力した変更後のパスワードと二回目に入力した変更後のパスワードが異なっていることによって『入力間違ってるよエラー』が出せるからです」

デビー君「ふーん。でも、入力の打ち間違いを検知するためなら、最初から入力されている文字を表示してくれればいいのに」

ナックス「入力中の文字が見えないのは、もしあなたがパスワード変更中に、後ろから誰かに覗き見されても、あなたのパスワードがバレないようにするためです」

デビー君「なるほどねー」

ナックス「変更後のLinuxパスワードをもう一度入力して、Enterを押せば、パスワードの変更は完了です」

デビー君「結構簡単だね」

ナックス「はい。また、ディストリビューションによってはパスワードの入力を促す文字が英語で表示されているかもしれませんが、基本的な流れは同じです」

ナックス「次に、rootユーザーのパスワードの変更の仕方ですが」

$ su -
パスワード:
# passwd

ナックス「こんな感じで、後はこんな流れです」

$ su -
パスワード:
# passwd
新しいUNIXパスワードを入力してください:
新しいUNIX パスワードを再入力してください:

デビー君「要するに、rootユーザーでpasswdコマンドを打てばいいんだね?」

ナックス「そうです」

デビー君「rootユーザーの場合は、最初に現在のrootユーザーのパスワードを入力させることはないんだね」

ナックス「そうですね。rootユーザーになっている時点でrootユーザーのパスワードは知っているだろう、っていうことでしょうかね」

ナックス「最後は、他の人のLinuxパスワードを変更させる方法です」

デビー君「え?他の人のパスワードも変更できるの?」

ナックス「はい。ただ、さすがにこれはrootユーザーしか出来ません」

デビー君「あぁ、なるほど」

ナックス「例えば、mamaというLinuxユーザー名のパスワードを変更したい場合はこんな感じに打ってください」

# passwd mama

ナックス「あとはこんな流れです」

# passwd mama
新しいUNIXパスワードを入力してください:
新しいUNIX パスワードを再入力してください:

デビー君「mamaユーザーの現在のパスワードを入力させることもないんだね」

ナックス「はい。いきなり変更後のパスワードを入力させます」

ナックス「例えばmamaユーザーが『デビー君、私、Linuxのパスワードを忘れてしまってログインできないんだけど……』っていうときに、これで強制的に現在のパスワードを変更すれば、全て解決、というわけです」

デビー君「なるほどね」

ナックス「次回!『いつまでもnanoってんじゃねぇよ!そろそろvimれよ!(59.Linuxの文字書きソフト(テキストエディタ)Vim)』です」

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