Linuxゲリラ戦記

Ubuntuにはsu -コマンドが無いんだってさ!

アイキャッチ

Debian GNU/Linux Lennyでsudoを使えるようにする

Linuxで作業を行う際には度々rootユーザーになる必要に迫られる。

ただ、頻繁にrootユーザーになるのは出来るだけ避けるべきだ。

  1. 自分がrootユーザーであることを忘れて作業をしてしまう場合がある。
  2. 頻繁にrootユーザーになる為のパスワードを入力していると、誰かにパスワードを盗み読まれる可能性がある。

解決手段としては一般ユーザーからsudoコマンドを使って作業を行うようにする方法がある。

一般的にはrootで作業を行う場合は

$ su -
パスワード:
# vi abc.txt

とするが、sudoコマンドを使うようにすれば、

$ sudo vi abc.txt
[sudo] password for user:

というように、root権限で行いたい作業のコマンドの後ろにsudoをつけ、一般ユーザーのパスワードを使うことでrootユーザーと同じ作業を行うことが出来る。

一般ユーザーにsudoコマンドを使う権限を与えるにはrootユーザーからvisudoコマンドを使って、sudoコマンドの設定ファイルである/etc/sudoersを編集する。

# visudo

Debian Lennyの場合、標準でnanoエディタが起動する。

# /etc/sudoers
#
# This file MUST be edited with the 'visudo' command as root.
#
# See the man page for details on how to write a sudoers file.
#

Defaults        env_reset

# Host alias specification

# User alias specification

# Cmnd alias specification

# User privilege specification
root    ALL=(ALL) ALL
# Uncomment to allow members of group sudo to not need a password
# (Note that later entries override this, so you might need to move
# it further down)
# %sudo ALL=NOPASSWD: ALL

「root ALL=(ALL) ALL」と言う風になっている文章の下に、権限を与えたいユーザーを加える。書式は以下の通り。

ユーザ ホスト=(権限) コマンド

ユーザには、sudo権限を与えたいユーザー名を記述する。今回の例ではsaoriにする。

ホストは使用したいホストを書く。一般的にはALLと書く様です。

権限には「誰の権限でコマンドを実行したいか」を書くようです(例:(root))が、ここも一般的にはALLにすることが多い様です。

コマンドにはsudoで扱えるコマンドを絶対パスで指定します。複数指定する場合は,(カンマ)で区切ります。

一般的には、以下のような設定にすることが多い様です。

# /etc/sudoers
#
# This file MUST be edited with the 'visudo' command as root.
#
# See the man page for details on how to write a sudoers file.
#

Defaults        env_reset

# Host alias specification

# User alias specification

# Cmnd alias specification

# User privilege specification
root    ALL=(ALL) ALL
saori        ALL=(ALL) ALL
# Uncomment to allow members of group sudo to not need a password
# (Note that later entries override this, so you might need to move
# it further down)
# %sudo ALL=NOPASSWD: ALL

上記は、単純にsaoriユーザーにsudoコマンドを使えば、全てのコマンドをスーパーユーザ権限で使えるように設定しています。

私はnanoエディタは使ったことが無いのですが、下に出ているコマンドのヒントで何とか作業出来ました。

一般的なエディタと同じような操作で編集した後、Ctrlキーを押しながらxキーを押します。

すると、変更を保存するかどうか聞いてくるのでyキーを押します。

File Name to Write: /etc/sudoers.tmpというような表記が出るので、Enterキーを押せば書き込みが完了し、visudoが終了します。

この際、もし構文にエラーがあればその旨が表示されるので、eキーを押せば編集し直すことが出来、xキーを押せば、保存せずに終了することが出来る様です。

以下に私が実際に使っているファイルを示します。

私の場合、localhostの名前がdebianになっているので

$ hostname
debian

このようになります。

# /etc/sudoers
#
# This file MUST be edited with the 'visudo' command as root.
#
# See the man page for details on how to write a sudoers file.
#

Defaults        env_reset

# Host alias specification

# User alias specification

# Cmnd alias specification

# User privilege specification
root    ALL=(ALL) ALL
saori        debian=(ALL) /usr/bin/aptitude, /etc/init.d/apache2
# Uncomment to allow members of group sudo to not need a password
# (Note that later entries override this, so you might need to move
# it further down)
# %sudo ALL=NOPASSWD: ALL

これにより、saoriユーザーからsudoコマンドを使うことでaptitudeコマンドとapache2の操作のコマンドを使うことが出来ます。

指定したいコマンドのパスの場所が分からない場合は、findコマンドなどを使うことによって、ある程度場所を特定できます。

# find / -name "aptitude"
参考にしたサイト
UNIXの部屋 コマンド検索: sudo
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