文学ファイター

こんばんは。

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2019年2月26日 夜の日記

「アルケミスト」っていう本があってね。

小学生か中学生の夏休みに、私はこの本を読書感想文を書くために買いましてね。読みました。

ちなみに私は子供の頃から本を読む習慣があったので「自分は国語が得意だ」という自覚がありました。

だからどんなつまらない本を読んでも大抵適当に読書感想文を書ける自信はあったんだけど、この本を読んで困ったのは、この本から何一つメッセージ性を感じなかったの。この本は結局何が言いたいんだかさっぱり分からない。

だから親に「この本だと読書感想文は書けない。この本はただ意味ありげなことを意味ありげに書いてるだけの雰囲気小説で、著者は結局言いたいことは特に無い」って断言したら、親に「そんなわけないやろ」って怒られた思い出がある。

というわけで、今はもうその本を持ってないんだけど、試しにアマゾンで「アルケミスト 夢を旅した少年 (角川文庫)」の評判を見ると、めちゃくちゃ評判がいいのよ。私は何一つメッセージ性を読み取れなかったというのに、みんなメチャクチャメッセージ性を感じ取ってるの。ってかベストセラー1位やで。

大人になった今、私の心は黒く濁っているけれど、少なくとも子供の頃はまだ素直な良い子だったのに。その澄んだ心の頃にこの本からメッセージ性を読み取れなかった私はつまり、子供の頃から心に闇を抱えていたのではないだろうか。

今も少しだけ内容を覚えているけれど、内容を思い出しても素晴らしい物語だと思えないのに。ほんと?ほんとに良かった?マジで?それとも私が読んだ後に翻訳変えた?

むしろ心が闇に沈んだ今読むことでメッセージ性を感じることが出来るタイプの本?

そういえば私は子供の頃から空気が読めなかった傾向があるぞ?

つまりこの本は、空気が読めるか読めないかのリトマス試験紙になるのではないだろうか。空気が読める人だけがメッセージ性を読み取ることが出来るのだ。

皆さん。レッツ チャレンジ!

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