適当プログラマー

ウェブサービスを作ったよ。

匿名テキスト投稿ウェブサービス「ワーズギフト」を作った話

ウェブサービス ワーズギフト - 匿名テキスト投稿サイト を作成しました。一週間かかった。

「匿名ブログ」っていうウェブサービスのカテゴリを意識して作成したんだけど、作成しようと思って「匿名ブログ」っていう検索キーワードで検索したら、そもそもそういうカテゴリ自体が無くて、少しびっくりした。こういうカテゴリ無かったっけ?なんか昔、最初に「はてな匿名ダイアリー」が匿名ブログサービスを始めて、それに追随して他のサイトも同じようなサービスを始めた──的な認識だったんだけど……。そもそも「はてな匿名ダイアリー」も匿名ブログとは自称してないんだよね。

最初は「匿名ブログ」を意識したんだけど、「コメント欄もトラックバックも無いし、今後も作る気がないからブログじゃないな……」と思って「匿名テキスト投稿サイト」に変更しました。

PHPとPostgresqlを使用して作成しました。フレームワークは使ってないです。ウェブサービスを作るモチベーションはあったけど、フレームワークを勉強するモチベーションはなかった。時間があったらRuby on Railsとか勉強したい。

というわけで、技術的には全く凄いことをしていないので、ユーザーインターフェース/ユーザーエクスペリエンスの話をしようと思う。

突然ですが、ネットをやっていて最も無駄なUI/UXはページ遷移だと思う。

昔、Firefoxのアドオンに「Googleの検索結果の一番下に、次のページの検索結果を次々と追加する」っていうアドオンがあったんですよ。あれは初めて使ったとき感動しましたね。Googleの検索結果で、グリグリと下にスクロールすると、モリモリと次の検索結果が追加されるの。ナニコレ超気持ちいい。一々検索結果をページ遷移で遷移しながら見たいサイトを探すんじゃなくて、一撃(ワンクリック)で見たいサイトにアクセスできる。素敵。

でも、この気持ち良さはこのアドオンを使用したことがある人でないと分からない。

だから逆に、ページ遷移のせいで最悪なUI/UXになっている例を紹介しようと思う。それは有名人/芸能人ブログです。

ちょっと適当に有名人/芸能人ブログを見てみて欲しいんだけど、1ページに1記事。もう一回言うけど、1ページに1記事。

つまり3記事見るのに3回ページ遷移しないといけない。なにそれ超面倒くさい。確か、昔のブログって一ページに3記事か4記事くらい表示されてなかった?つまり、1回の遷移で3記事か4記事見れてたんだよ?それが1回の遷移で1記事しか見れなくなった。なんでUIは退化したのか?それはきっと、アクセス数を稼ぐためだ。

アクセス数ってページをリクエストされた回数なんですよ。つまり、単純に考えると1回ページ遷移すると1アクセスになるんですよ。

例えばここに、100兆アクセスを誇るブログサイトがあるとします。これは凄い。だって、世界の人口を超えてるぜ?

でも、このブログサイトが1ページに1記事だったら、ちょっとこのアクセス数は眉唾だ。だって、単純に考えて、このブログサイトが1ページに2記事表示に変更したら、ページ遷移の回数は半分に減る。するとアクセス数も半分に減る。つまり、この100兆アクセスブログサイトは、50兆アクセスブログサイトになる。なんと、半分の50兆アクセスは幻だったのだ。

50兆もアクセスが減るって凄いぜ?だって世界の人口を超えてるぜ?

でも、そもそも昔のブログサイトは1ページに4記事だったのだ。つまり、この100兆アクセスブログサイトは、本来は25兆アクセスなのだ。なんと75兆アクセスは幻だったのだ。存在しなかったのだ。

75兆アクセスは幻って凄くね?だって世界の人口を超えてるぜ?

というわけで、ワーズギフトでは極力ページ遷移を無くすことにした。考えた結果「全部トップページに表示すればよくね?」ってなって、そうした。もちろん個別ページのリンクも用意したけど。その気になればトップページをスクロールしていくだけで、全部読める。ナニコレ素敵。

「全部表示するにはあまりにも記事数が多すぎる」ってなったら表示方法再考するけど、とりあえずはこれでいこう。

え?ガルニモも1ページに1記事じゃないかって?あれ、ホントだ。でも、そんなにストレス無く見られるでしょ?なんでだろう……。有名人/芸能人ブログのページ遷移の遷移先が「次の記事」と「前の記事」しかないからかな。ガルニモ一応、各記事に全記事へのリンクつけてるし。うーん……。まあいいや!

UI/UXの話その2!

皆さんはなんかイイ感じのブログを偶然見つけた時、記事を見る順番は以下のどちら派ですか?

  1. 新しい記事から古い記事に向かって順に見ていく。
  2. 古い記事から新しい記事に向かって順に見ていく。

私は2の「古い記事から新しい記事に向かって順に見ていく」派なんですよ。だってたまに新しい記事が古い記事を前提として書かれてたりしますし。で、実は私だけじゃなくて多くの人が2派なんじゃないかと疑っている。

でも、ブログの多くは新しい記事ほど上の方にあり、古い記事ほど下の方にある。つまり、2派のためのデザインじゃなくて1派のためのデザインになってる。これは別にブログのデザインが悪いんじゃなくて、SEOの考え方に「記事の上の方に新しい記事がある方が良い」っていう考え方があるからだ。今もそうなのかは知らないけど。

でも、実はSEO中心にデザインするんじゃなくて人間中心にデザインするなら、古い記事が上の方にあって、新しい記事ほど下に表示されるのが正しいんじゃないか?と思って、ワーズギフトでは新しい記事は、どんどん下に書き込まれるようにした。

このような、高度なデザインに関する戦略の結果できたのが、極々普通のウェブサービス ワーズギフト - 匿名テキスト投稿サイト だ!機能は特に凄くはない!デザインも普通!

言いたいことを言う!書きたいことを書く!ユーザー登録不要!利用無料!匿名でコミュニケーションを取りたいなら匿名掲示板だけど、匿名で何か言いたいだけならワーズギフトへ!せっかく作ったから使ってみてね。テスト投稿もしていいよ。

今回はコミュニケーションじゃなくて一人で書きたいことを書くだけのウェブサービスを作ったから、次回はコミュニケーションをテーマに掲示板サイトでも作ろうかな。

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