Linuxゲリラ戦記

パスを通せば、あたかも既存のコマンドのように自作のプログラムが動かせる。

79.パスの通ったディレクトリを作成する

ナックス「今回はパスの通ったディレクトリを作成します!」

デビー君「はーい」

ナックス「まずは普通にmkdirコマンドでパスを通すディレクトリを作成します。ディレクトリを作る場所はどこでもいいですが、ホームディレクトリが無難かな……。名前も何でも良いです。今回の例ではmybinという名前でディレクトリを作成します」

$ mkdir ~/mybin

デビー君「~はホームディレクトリのことだから、mkdir ~/mybinで、ホームディレクトリの中にmybinディレクトリを作る、って言うことになるんだね?」

ナックス「そうです。ちなみに、自分が今いる場所がホームディレクトリなら、~/をつける必要はなくて、mkdir mybinでも大丈夫です」

デビー君「はーい」

ナックス「『ホームディレクトリってなんだっけ?』って思っている方は6.cdコマンドとlsコマンドを見て思い出してね」

デビー君「ディレクトリを作る時も、いつもどおり一般ユーザーでいいんだね?rootユーザーじゃなくて大丈夫?」

ナックス「はい。rootユーザー(スーパーユーザー)じゃなくて大丈夫です」

ナックス「作りましたか?」

デビー君「作りました」

ナックス「では、76.前回作ったC言語プログラムの解説で作成した、実行可能ファイルmojiを今作成したディレクトリの中にコピペしてください」

$ cp moji ~/mybin/.

デビー君「しました」

ナックス「では、最後にmybinディレクトリにパスを通します。パスを通すにはexportコマンドを使用します。以下のようにコマンドを実行してください」

$ export PATH="$PATH:~/mybin"

ナックス「上のコマンドを実行したら、mybinディレクトリにパスが通っているはずなので、『./moji』とするのではなく、『moji』とするだけで、mojiプログラムが実行できるはずです。試してみてください」

$ moji

ナックス「できましたか?」

デビー君「できました!」

ナックス「ちなみに『しまった、exportコマンドの実行方法まちがった』っていう方も落ち着いて。CUI環境を一回閉じて、もう一度CUI環境を開始すれば、exportコマンドをPATH変数に対して実行する前の状況に戻ります」

ナックス「今回のコマンド実行の一連の流れは以下です」

今回の実習の実行例

ナックス「次回!今回の実習の解説(80.環境変数の話)!」

補足

CUI環境を一度終わらせると、今回の設定がリセットされるのですが?
今回は一時的に設定する方法です。永続的に設定する方法は、また後で解説します。
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