株式投資ビギナー

PERとは

PER(株価収益率)

PERとは、その企業の「お金を稼ぐ力」から割安性を見た指標です。数字が小さければ小さいほど、その銘柄は割安とされています。おおよそ、15倍以下で割安とされています。

PER

理論的には、PER15倍の企業の場合、もしその企業の「お金を稼ぐ力」がこの先ずっと同じであれば、15年間その株を持ち続ければ、株価が二倍(投資元本を回収)になることになります。PER10倍の場合は、10年間その株を持ち続ければ株価が二倍になることになります。

ただし、現実的にはその企業の「お金を稼ぐ力」がずっと同じという事はありえません。好調な時もあれば不調な時もあるでしょう。つまり、企業の「お金を稼ぐ力」は常に揺らいでいます。つまり、PERはある程度の割高、割安の目安にはなるのですが、投資の絶対的な根拠となるものではないのです。

異常にPERが割安な銘柄は、ほとんどの場合において割安で放置される理由(「上場廃止になる」「今期だけ特別にお金を稼ぐ力が高いだけで、次の時期からお金を稼ぐ力が極端になくなる」など)があります。

ただし、稀に割安に放置される正当な理由がないにもかかわらず、割安に放置されてしまっている優良銘柄が存在する場合があるので、その場合はチャンスです。

補足

株価が二倍になる、という表現に関して

PERは正確には「企業が得た利益をすべて株主に還元したとして、投資元本を回収できる年数」のことです。例えば、あなたが100万円を企業Aに投資したとします。そして、企業AのPERが12だとします。更に、企業Aは利益のすべてを配当金として株主に還元する(配当性向100%)とします。この場合、1年に一度配当金をもらうとして、12年後には全てのもらった配当金を足し合わせると100万円になっています。さらにもし企業Aの株価が下がっていないならば、あたなの企業Aの株は100万円のままです。この時、あなたが企業Aの株を売ると、投資資金(100万円) + 12年間でもらった配当金(100万円)で、200万円。つまり、12年間で資金が二倍になったことになります。

ただし、上記の話は税金は考慮に入れていません。また、現実には配当性向100%の企業なんて滅多に無いです。株主に全く利益を還元しない企業も多いですし、それどころか企業として企業価値向上の努力を全くしないところもあります。結果、「PER12の企業を12年前に買ったけど、今、12年前の株価よりも下がってるし、配当金も12年間一度も出なかった」なんてこともあります。

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