株式投資ビギナー

若いうちにお金持ちになりたいなら少数銘柄への集中投資。

13.株式投資攻撃戦略。少数銘柄長期集中投資

私がしばらく株式投資ビギナーを更新しなかったのは「そもそも私、まだ億稼いだりとか出来てないのに、偉そうに投資コンテンツを作成していいの?」っていう思いがあったからだ。しかし、株式投資の攻撃戦略を語らずしてこのコンテンツを放置するのも良くないだろう。というわけで攻撃戦略の話をしよう。

今まではポートフォリオの守備の話をしたが、あれでは(少なくとも若いうちには)お金持ちになれない。では、どうすれば若いうちにお金持ちになれるのか?それは、選び抜いた少数銘柄への長期集中投資でなされる。

気をつけていただきたいのは「少数銘柄集中投資」であって、「1銘柄集中投資」ではないことだ。少数銘柄とは、具体的には3〜5銘柄だ。1銘柄集中投資をしてしまうと、その投資した一つの銘柄に惚れてしまい、客観的な投資判断ができなくなって、例え状況が変わってその銘柄の業績が悪化しても、それに気づかない、ということが起こってしまう可能性がある。

ただし、これには議論の余地がある。ファンダメンタルズ分析投資家で成功した人の中には「資金が少ない場合、例えば1000万円以下の場合は1銘柄集中投資はあり」と話す人もいる。この辺りは他のサイトも参考にして自分で判断していただきたい。

少数銘柄とはもちろん、「この銘柄、めっちゃ良いやんけ!!」ってあなたが思う株である。

じゃあ具体的にどんな銘柄がいいのか。オーソドックスな手段としては7.日本のファンダメンタルズ分析投資家の基本的戦法で示した店舗展開型企業への投資がある。

今回はもう一つ「これはいいよね!」っていうタイプの業種として『ストック型企業』というのを紹介したい。

『ストック型企業』というのは、「一度契約してしまうと、基本的にはずっと契約をし続けないといけないタイプの企業」の事だ。ただ、これだけだと分かりにくいと思うので具体的な銘柄の例として2つ挙げたいと思う。

ひとつは大東建託(1878)。地主向けに、マンションなどを建てて、賃貸仲介、管理、家賃保証までを行う会社だ。地主からすれば、マンションを立ててくれた大東建託にとりあえず賃貸の諸々も任せてみて、それで特に問題なければそのまま管理を大東建託に任せるだろう。つまり、大東建託は地主が契約してくれている間、ずっと管理料をもらい続けられる。一軒マンション建てたら、それで終わらず、そこからずっと管理料もいただく。もう一件建てたら、それで終わらず、そこからずっと管理料をいただく。大東建託はマンションを作れば作るほど入るお金が増え続けるのだ。これが『ストック型』の一例だ。

もうひとつの例はフランチャイズ企業。例えばセブン&アイ・ホールディングス (3382)。例えばあなたが「コンビニ運営したいな。とりあえずセブンイレブンとフランチャイズ契約してセブンイレブンをオープンしよう」としたとしよう。セブン・イレブンはあなたに商品を供出し、運営のノウハウも教える。もちろんあなたはセブンイレブンと契約し続けている間、ずっと料金を払い続ける。あなたは突然「やっぱやーめた。気分転換にローソンに変えよう」とか、そんな気軽に思えないだろう。基本的には、あなたに決断させる大きな何かが無い限り、あなたはセブンイレブンと契約し続け、セブンイレブンにお金を払い続ける。セブンイレブンは、「コンビニのセブンイレブンを開業したいんですけどー」って人とバンバン契約していくだけで、入ってくるお金は増え続ける。これが『ストック型企業』です。

ちなみに、この二銘柄は例として言及しただけで、買えと勧めているわけではないです。買って損しても私に文句を言わないでください。私も上記二銘柄持ってないし。

「じゃあ、具体的にPERはどのくらいで、ROEはどのくらいの銘柄に投資すればいいの?」とあなたは思うだろう。正直、私も未だにわからない。

私は、今のところ「そこそこ割安で」「そこそこROEが高い」企業に投資して、そこそこの利益を得ている。

だが、ROEが低すぎるからと言って、その銘柄で儲けられないかというとそんなことはないし、割高すぎるからと言って、その銘柄で儲けられないかというとそんなことはない。

ハブ(3030)という店舗展開型企業は、最初確かに割安だったが、ROEが7しかなかった。その後、地道に店舗増やしつつROEも地道にアップさせ、株価は安い時から5倍くらいになった。

カルビー(3030)は、昔からPER30以上をキープしてずっと割高だが、今もPER30以上をキープしつつ、当時から株価は10倍以上になってる。

つまり、一番大事なのは「EPS(1株益)が今まで順調に上がり続けてきたという実績があるか?」と「今後もしばらく上がり続ける予定があるか?」であって、次に実際にその銘柄が行っている仕事が「儲かり続けられるか」「成長余地がまだまだあるか」が大事であって、指標はその次くらいに大事だと思う。

また、株価の動きは、概ね業績と一致します。長期投資と聞くと、なだらかな右肩上がりを想像してしまいますが、全くそんなことはないです。全然株価が上がらないこともありえます。有名なファンダメンタルズ分析投資家は皆言っています「いい業績の株価は、三年待てば大体上がる」と。逆に言えば、3年立たないと上がらない可能性もあります。むしろ下がったりします。全然上がらなくても、最低三年間持っていてください。株の利益は我慢料です。

割安性を重視する投資を「バリュー株投資」といい、成長性を重視する投資を「成長株投資」と言います。世界一の投資家バフェットさんは昔はバリュー株投資派でしたが、近年徐々に成長株投資派になりつつあると言われています。

よって、これ以上はあなたが実際にファンダメンタルズ分析投資をしつつ、どんな銘柄に投資するのがベストなのかを経験から学ぶがいいさ。

そうそう、この少数銘柄長期集中投資だけど、これの投資資金の配分は均等にしないでください。特に資金が少ない間は。より自信がある銘柄へ多く投資資金を配分し、自信がそれ程でもない銘柄へは投資資金を少なく配分してください。

また、いつ売ればいいかですが「これ以上の企業の成長が見込めない時」「状況が変化して、投資すべき企業ではなくなった時」「他にいい銘柄を見つけた時」です。逆に言えば、これらがない場合は永遠に持っていてください。それが本当にいい株なら、その株価は永遠に上がり続けます。有名なファンダメンタルズ分析投資家は皆言っています。「理想的な投資期間は永遠」と。

次回14.株式投資攻撃戦略。100万円以下編

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