文学ファイター

小さい頃、地獄とか恐かったよね。

超常現象を信じる方が自然。科学を信じる方が異常。

皆さんは幼稚園児の頃、オバケが恐かったから夜一人でトイレに行けませんでしたよね?カメ様(あえて神様とは書かない)とか信じていましたよね?

私も小さい頃、「願い事をしてこの消しゴムを使いきったら願いが叶う」という消しゴムとか持っていましたから。

私たちが科学を信じるようになったのは「学習したから」ですよね。大きくなるにつれて大人達が「幽霊はいない。見間違いだ。そんなこと科学的じゃない」と教えられてきたからです。

という事はですよ。「人間は生まれながらにして超常現象を信じるのが自然」ということですよ。科学なんてのは後から学習して後天的に人為的に身に着けるものなんです。つまり、不自然なもの。

今も発展途上国の多くは呪術やマジナイが信じられているじゃないですか。その方が人間として自然なんです。

むしろ、科学なんて初めて知ったとき恐くありませんでしたか?多分、皆さんが一番始めに出会う科学って「注射」だと思うんですよ。

冷静に考えてください。「注射」ですよ?どこの誰とも知らない人間が作った謎の液体を体内に注入するんですよ?しかも、針を腕にさして注入するんですよ?なんとグロテスクで恐ろしい事なんだ。

科学的に考えずに感情的に考えた場合、まだ呪文や薬草の方が効果がありそうじゃないですか。腕に針をさして液体を注入するよりもよっぽどナチュラルな方法ですよ。

火山が噴火したとき、「地球内部の地殻変動により――周期的な噴火が――」っていう話よりも、「神の怒りじゃ!」の方が分かり易くて納得しやすいと思うんですよ。

歴史を学べば分かると思うんですけど、全ての国は呪いや呪術に頼った国づくりから始まったんですよ。先進国である西洋は神官が聞いた神のお告げによって政治を行っていましたし、日本も卑弥呼という巫女が統治した邪馬台国が有名ですよね。

歴史上、一番最初に権力を手に入れたのは神官や巫女なんです。

つまり、科学よりも呪術が信じられている「発展途上国」の方が自然であり、呪術よりも科学が信じられている現在の「先進国」の方が異常なんですよ。

神や悪魔が存在する「発展途上国」という世界では、必ず善が勝ちます。なぜなら、神は正しき者に力を与えるから。

科学力が支配する「先進国」では、善が勝つとは限らない。科学は人に力を与えるけど善悪の判断規準は与えないから。

我々の世界には神がいないから「これが神の望む絶対的な正義だ!」と、自信を持って断言できる正義が無い。自分がやっていることは実は悪なのでは無いだろうか?という不安と常に戦わなければならない。我々日本人の行動を決めているのは「神に定められた正義の行動」ではなく「常識」だ。その常識が例え悪であろうが、我々に行動を変える勇気は無い。自身を励ましてくれる神がいないのだから。

「科学」という人類の「発見」は果して本当に人々を幸せにしてくれているのか?生活は先進国の方が豊かだけど、精神は発展途上国の方が豊かなんじゃなかろうか。

やはり、日本人にも神様が必要だと思う。よし。僕が新世界の神になる!

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