文学ファイター

私の個人情報に「備考・イケメン」って書いてくれていたら嬉しい。

個人情報の保護と、サービスの便利さのトレードオフ

私は現在学生なので、授業が一時間目に始まるとは限らない。二時間目から始まる曜日もあるし、午後から授業が始まる曜日もある。

で。午後から始まる曜日は朝をまったりと過ごした後、家を出るワケですが、駅についてから気付く電車の大幅な遅れ。

「現在、急行は見合わせており、各駅停車のみの運行となります」って、おい!それならそうと、もっと早く教えてくれればもっと早く家から出たわい!

それと、私は毎朝天気が知りたい。学校が東京にあるので、東京の一日の天気が知りたい。

という、「電車の運行状況」と「天気予報」の両方を毎朝確認できれば良いなー。と考えて、まず思いつくのがウェブサービスですわな。

毎朝、パソコンを起動して確認するのは面倒ですが、携帯から確認できれば便利ですわな。

で、そういうサービスを探して登録するワケです。「私は毎朝○○線の運行状況を確認したい」「東京の天気が知りたい」。

でも、これって、ちょっと考えれば、私の個人情報をちょっとだけ出さないといけないんです。サービス提供側は、「あー。この人は○○線を使って東京に通ってるんだな」ということがバレてしまうんです。

でも、そのかわり、生活がちょっと便利になる。「あ。今日は電車が遅れてるから、早めに出るか」ってことができる。

Amazonっていうオンラインの本屋さん(今は何でも屋さんに進化してるけど)がある。このサイトはすごい。ユーザーが今までどんな商品を探してどんな商品を購入したかをすべてデータベースに保存して、そのデータから、そのユーザーの趣味・嗜好を推理して、お勧め商品をメールでお知らせしてくれる。読書が趣味な私としてはチョー便利。「あ、この小説家、新しい本出したんだ」ってことがすぐ分かる。

でも、Amazonには私の購入履歴がばればれ。私が小倉優子の写真集を買ったことまでしつこく覚えてる。

例えば、自分の学校の近くに一人ぼっち歓迎の食べ物屋さんがあるとか教えてくれたら、チョーうれしい。毎日、ひとりぼっちで教室の隅っこで食べてる私が、一人ぼっちでその店にいける。でも、きっとそのサービスを使うには、私がどの学校に通っているかと、私が孤独が大好きということを教えないといけない。

私は、できれば自分の個人情報を誰にも教えたくない。なぜなら、悪用されるのが怖いから。「あいつ、あんな趣味があるのかよ。変態じゃね?」みたいなことになりたくないから。

でも、最近の「便利なサービス」っつーのは個人情報とトレードオフなのな。

日本の一大ネットサービスである「2ちゃんねる」が「匿名」掲示板であったり、ウェブサイトを運用している人が(私を含めて)ほとんど本名を明かしていないことをみると、日本人はどちらかといえば個人情報保護派が多いと思うんだ。

逆にAmazon発祥の地であり、SNSが主流であるアメリカは、多分、日本よりももっと個人情報がオープンに扱われていると思うんだ。

だから、アメリカは日本よりも先進的なサービスを出しつづけて、もうしばらく日本は追いつけないと思う。いや、逆に個人情報重視という特徴を生かして、他の国には無いネット文化を日本は作り出すかもしれないけど。

きっと、数年後の未来には、僕の携帯がそっと教えてくれるはずだ。

「あ。今の彼女。登録されているあなたの遺伝子情報と相性が良い。ぜひ付き合ってください。なんて告白するかですって?そうですね。『My data is for you.』なんてどうですか?」」

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