文学ファイター

銃よりも刀の方が好きです。

伝統と革新

私は若者ですが「革新」という言葉よりも「伝統」という言葉が好きです。

なので「明日、京都とディズニーランドどっちに行きたい?」と聞かれたら、私は迷わず京都を選びます。

そして、寺や神社を見てまわり、小さなお茶屋さんで抹茶を飲みつつ団子などを頬張るのです。

しかし、最近どうですか、世の中は。

アメリカでは「革新」をキーワードに新たな黒人大統領が誕生し、ネットの世界では伝統派のマイクロソフトが革新派のGoogleに攻められ、就職活動でも「新しいことをするのを恐れない若者」を積極的に採用しますと言われ……。

世の中は「革新へのチャレンジ」という流れで、「伝統という信頼」が蔑ろにされています。

でもって、なんだか私のまわりの人たちも、「やっぱ、新しい技術を」みたいな。「新しいやり方で」とか。「古いやり方はもうダメでしょ」などと。

別に、伝統を好めとまでは言わないけども、そんなに簡単に「新しいもの」に対応できる皆がすげぇというか、怖くないの?みたいな。これは私がただ、精神年齢が老けているからか?

たとえばさ。梅干しだって、若くてカリカリのスッパイ奴よりも、ヨボヨボで、スッパさが弱い奴の方が食べやすくて美味しくね?

「新人監督が作りました」っていう映画よりも「この道五十年の監督が作りました」っていう映画の方が面白そうじゃね?

「私は社会人一年目です」っていう人よりも「私は社会人20年目です」っていう人の方が信頼できね?

「一年前に発見された不思議な石です」っていうよりも「300年前に発見された不思議な石です」ってほうが興味わかね?

「私は神様一年目です」っていう神様よりも「私は5000年前から神様をやっています」っていう神様の方が徳がありそうじゃね?

「私、二十歳です」っていう女性よりも、「私、50歳です」っていう女性の方がむしろ燃えね?

……ごめん。最後のだけ訂正するわ。

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