文学ファイター

ニート最強説。

人に頼れる人の方が偉い

私は、なんでも自分でやってしまおうとしてしまう人間です。なので、何かのグループのリーダーとかになると、表向きにはチームの人に任せるのですが、裏では、もしその人が失敗してしまった場合の事を想定して、ある程度その人に頼んだ仕事のバックアップをしようとしてしまいます。しかし、それでは、最初から一人でやった方が良いという話になってしまいます。

人の上に立つべき人間は、人に頼ることができる人間です。「これ、やっといて。もしあなたがこれを出来なければ、この仕事はおじゃんになるから」などということを平気で言って、かつ、その人にその仕事を任せっ切りにできる人間です。

人間というのは万能ではありません。全部自力でできる人間なんていません。極端に言えば、全部自力でやってしまおうとする上司と他の人のもカバーしようと気をつかってしまう部下よりも、全部他人に任せっ切りにする上司と言われたことしかしない部下の方が効率の面で良いです。最小限の努力で仕事が完遂できるからです。

日本人には、なんでも自分でやってしまおうとする人間が多いです。なぜなら、日本の仕事の場合、責任の所在が曖昧な場合が多いからです。それに対して、欧米では自分の仕事の責任の所在が明確に文書化されているため、「ここは頑張るけど、ここはなんにもしない」ということを平然とやっています。なので、日本のやり方では、確かに他の人の仕事をカバーしあうことで仕事の全体が見えてくるという良い面もありますが、仕事の効率が全然なっていません。

グローバル化社会である現在においては、効率が何物よりも優先されます。最小限の努力で、最大限の利益を。

つまり、人の上に立つべき人間として最も適した人材とは、子供です。子供は自分のための利益を最大限にあげる為に、その全てを大人たちに頼ります。「ごはんまだー?」「ねむいー!」「ゲームしていい?」「お菓子買ってー」これら全ての指示に対して、部下である大人たちは上司である子供の利益を考えて行動します。「ごはん、もうすぐできるよー」「じゃ、そろそろ寝ようか」「ゲームは勉強してからね」「そんなにお菓子ばっかり食べてたら虫歯になるよー」

大人は子供の頃の自分を思い出し、「あー、子供時代に戻りてー!」と思ったりしますが、それは実は自分が「自分会社の社長」だったからです。自分のための利益だけを考えていれば良かったからです。

しかし、人は大人になるにつれて、いつのまにか所属する組織や集団の為に働きだしてしまいます。誰にもそんな命令を受けていないのに。日本人が、異常に仕事に人生を縛られていて、他国の人に、「人生って言うのは仕事の為にあるんじゃないのに」と言われるのは、悲しいことです。日本人はもうちょっとワガママになって良いと思います。

しかし、いくら私がここでそう主張しても、日本社会はそう簡単には変わりません。つまり、他者に影響力のあるリーダーが「どれだけワガママになっても大丈夫!全部他人に任せちゃえ!」という見本を見せてくれればいいのです。

よって、日本の次期総理大臣に、私はネコを推薦します。そして、サザエさんに追いかけられている総理大臣を、ボディーガードたちが必死で守るのです。

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