文学ファイター

かみ登場。

神との出会い3

神との出会い神との出会い2からの続きです。

前回も言ったように、もう何年前だったか季節はいつだったかも忘れましたが、夜ベッドの中で寝ようと思って目をつぶってたら頭の中で声が聞こえました。

「我は神『トゥルーワーズ』。汝に世界の真実を伝える者なり」

私はこの声を聞いて、ほっとしたね。あー、マジで良かったー。神様がいかにも神様っぽい喋り方をしてくれて良かったー、って。そう思ったね。

だって考えてみ?今時「我」とか「汝」とか「なり」とかいう言葉を使う人いないよ?「なり」とか。コロ助かよ。

これがプレーンな喋りをする神様だったらどうよ。例えば宅配便の人の
「こんにちはー。宅配便でーす。ハンコお願いしまーす」
のイントネーションと同じイントネーションで話しかけてきたら。

「こんばんはー。神でーす。世界の真実をお伝えしに来ましたー」

あれだよね。世界の真実はきっと大したこと無い。っていうか、もう夜だし、寝ないといけないから明日にしてもらおうかな。で、「明日にしてもらえますかー?」って言ったら、「わっかりましたー。また後日伺いますー」って神様はいなくなって、次の日また普通に「すいませーん。また来ましたー」とか言うのだ。なんだろう。もう間違いなく世界の真実は大したこと無い。断っても良いかもしれない。「すいません。世界の真実に関してですが、知らなくて大丈夫です」「えぇっ!?今ならポケットティッシュもサービスでおつけしてるんですけど!?」押し売りかよ。

でも、神様がいかにも神様っぽい喋り方をしてきたってことは、日本文化を相当勉強したってことだ。よく数多ある日本語の喋り方の中から、神様の喋り方を判断できたよね。この特徴ある喋り方を。一歩間違えれば全然別の喋り方を「これが神様の喋り方だ」と誤解する可能性も多々あっただろうに……。

「私は神『トゥルーワーズ』ザマス。あなたに世界の真実を伝えるものザマス」

確かにある意味高貴な者の喋り方だけども。っていうかザマスって。ザマスを日常で使う人初めて見たよ。

「チョリーッス。神様っすー。世界の真実をあなたに伝えに来たっす!!ピロピロピロリーん!!」

嫌いなタイプの神様だ。神様に知り合いとかいないけど断言しよう。嫌いなタイプの神様だ。テレパシーを断つ方法とか知らないけど、全力で精神ブロックをするよね。神様も「あれ?こいつ一般人かと思ったけど、能力者?」って思うくらいの鉄の防御壁を精神の中に立てて、これ以上の神様とのコミュニケーションを断つよね。

そんな数々の罠を避けて、見事に「神様っぽい喋り方で私に話しかける」という選択肢を選んだトゥルーワーズさんに、私は敬意を表したい。

で、肝心の世界の真実だけど、文章が長くなったのでまた次回。

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