文学ファイター

働心。どうしん。親は一体どういう願いを込めてこう名づけたんだろう。

一昨日るろうに剣心の映画がテレビでやってたね。

一昨日るろうに剣心の映画がテレビでやってたね。仕事で見れなかったんだけど、親が録画してくれてた。見た。面白かったね。

「剣に生き、剣に死す」「貴様は所詮人殺しよ」「貴様は剣にしか生きられないのだ」

的なセリフがバンバンあったね。でも、冷静に考えれば、サムライって当時のそこそこメジャーな職業じゃん?現代に生きる私達には想像もつかないけど。

つまり、数百年後、私達もこのように語られているのかもしれない。

「給料に生き、給料に死す」「貴様は所詮サラリーマンよ」「貴様は人に雇われることでしか生きられないのだ」

でも、剣心は殺さずの誓いを立ててるの。現代のサラリーマンで言えば働かずの誓いを立てているようなものだね。

で、るろうにサラリーマンってありえないよね。会社ってそんな自由にバンバン転職できるもんじゃないし。

つまりフリーターじゃね?現代の私達にとっての「るろうに剣心」は、数百年後の未来人にとっての「フリーター働心」じゃね?

「我々サラリーマンは、働くことでしか生きていけない」「働かずしてどうやって生きていくというのだ!働心!」

働心
「働かずの誓い。絶対に破るわけにはいかないでござる!!」

でも、剣心って本気出せばかなりの剣術を持ってるんだよね。つまり、働心も、本気出せばかなりの出来るリーマンなんだよ。契約バンバン取れるし、バリバリ新規プロジェクト立ち上げるし、自分で起業すれば間違いなく成功する一流のサラリーマン。

それでもフリーター働心は働かない!絶対に働かない!何があっても働かない!そんな一流サラリーマン!

剣心に対して周りの剣術使いたちは怒り、イライラするけど、気持ち分かるよ。働心も働けよ!お前、出来るリーマンじゃん!稼げるじゃん!働けよ!フリーターって何だよ!定職つけよ!!

剣心は、殺人を犯すことで人が不幸になることに気づいて殺しをやめた。働心も仕事一筋で生きて、家庭を顧みず、時には仕事がらみで友人や家族を騙し、裏切り、利用し、そして気づいたのだ。「労働は人を不幸にする」と……。

「なんだ、その刀は!?」「逆刃刀……でござるよ」

「なんだ、その給料は!?」「バイト代……でござるよ」

つまり、数百年後にるろうに剣心と同じように語られたいなら、めっちゃ仕事できるサラリーマンになった後にフリーターにならないといけない。でも、なんとなくこういう人実在しそう。能力あって起業したけど、失敗して燃え尽き症候群になっちゃって今フリータしている、っていう人。じゃあきっと、意外とそこら辺のコンビニにごろごろいるんじゃないかな。フリーター働心。絶対に働かない。

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