文学ファイター

マクドナルドの正しい発音はマカダナラダです。

How to マクドナルド

皆さんはハイソでアッパーなマクドナルドというファーストフード店へ行ったことありますか?無いでしょう。あんなハイソでアッパーなマクドナルドという店は皆さんのような一般人には足を運びにくいお店です。なんせ名前がマクドナルドです。英語です。ちょっと英和辞典で"Makudonaludo"で調べてみてください。

調べました?無い?無いよね?そうなんです。Makudonaludoという英単語はないんです。つまり、あの店、一度も行ったことがない人にとっては何屋さんか分からないのです。ブライダルジュエリーショップかもしれないし、ファッションショップかもしれないし、パソコンショップかもしれない。なにそれ怖い。

しかし、安心してください。実は私、なにか資格を取りたいなと思って最近ネスカフェアンバサダーの勉強と一緒にマクドナルドナビゲーター3級の資格の勉強を始めたんですよ。今回はマクドナルドが一体どんな店かを皆さんに紹介します。私の勉強の成果を見るがいい。

まず、あのお店は食べ物屋さんです。パンとパンの間に、ハンバーグと野菜を挟んだものを売っています。そうです。サンドイッチです。でも、マクドナルドで「サンドイッチください」と言ってはいけません。あの店は「サンドイッチ」という言葉は禁句なのです。

あの店では、自分のお店で出しているサンドイッチのことを「ハンバーガー」と言っています。おそらく、ハンバーグを間に挟んでいることから、そういう名前にしたのだと思います。ですが、彼らが出すハンバーガーの中には、ハンバーグではなく魚の切り身を入れたサンドイッチも売っています。でも、その「魚の切り身サンドイッチ」のことも、彼らは頑なに「ハンバーガー」であると主張するのです。変なの。

さらに「ハンバーガー」という名称も分かりにくい。マクドナルドナビゲーター3級のよくある引っかけ問題として、以下のようなものがあります。

問.以下の選択肢より正しい方を選べ。

A.マクドナルドは、パンの間にハンバーガーを挟んだサンドイッチを「ハンバーグ」という名称で売っている。

B.マクドナルドは、パンの間にハンバーグを挟んだサンドイッチを「ハンバーガー」という名称で売っている。

これ、難しいですよね。正答率が50%ほどしか無いらしいんですよ。つまり、半分の人は間違うんです。資格取れるか心配だなー。

で、マクドナルドに入ると、レジで人が注文を待っています。コンビニみたいに、並べられているハンバーガーの中から好きなハンバーガーを選んでレジに持って行って決済するのではなく、注文を待っているレジの人に直に「○○ハンバーガーをください」みたいに注文するのです。

サンドイッチには「たまごサンド」とか「ツナサンド」とか色々種類がありますが、ハンバーガーにも色々な種類のハンバーガーがあります。

メニューには次のようなものがあります。「ハンバーガー」「チーズバーガー」「ベーコンレタスバーガー」「フィレオフィッシュ」「えびフィレオ」「てりやきマックバーガー」「ダブルチーズバーガー」「クォーターパウンダー・チーズ」「ダブルクォーターパウンダー・チーズ」「ビッグマック」「チキンフィレオ」「マックダブル」「チキンクリスプ」などがあります。このメニューが大体いつもあるメニューで、あとは季節に応じて季節限定メニュー/期間限定メニューがあります。

ただし、マクドナルド初心者の皆さんに気をつけて欲しいのは、マクドナルドに行ってじっくりとメニューを選ぶ時間は無いという事です。

マクドナルドに行って、レジの人と目を合わせた瞬間にレジの人は「ご注文お決まりでしたらどうぞー」と声をかけてきます。この声かけは「注文したいメニューなんか来る前から決めてるに決まってるだろ。それともまさか、こいつマクドナルド初心者か?素人か?お?お?」という意味を暗に込めています。

しかし、初心者の皆さんは初めてマクドナルドに入ったときは何を頼めばいいか分からないと思います。そこでお勧めなのがこの注文方法です。

「ダブルチーズバーガーをセットでください」

これが、マクドナルドに友達と行った時でも、デートで行った時でも、会社の打ち合わせで行った時でも、張り込みを行なっている時でもどんな時でも使える最も違和感の感じない注文方法、そしてハンバーガー。

ダブルチーズバーガーはすべてのハンバーガーの基本形です。「人はダブルチーズバーガーより生まれ、あまたあるハンバーガーを流浪し、ダブルチーズバーガーへ還る」という言葉があります。マクドナルド初心者はダブルチーズバーガーを好みますが、中級者、上級者の方も、ダブルチーズバーガーが好きな人が多いです。

ただ、ダブルチーズバーガーはややボリューミーなので「あまりお腹が空いていないな」っていうときはダブルチーズバーガーの代わりにチーズバーガーを頼んでも構いません。注文方法は

「チーズバーガーをセットでください」

です。

ちなみに「セットでください」と頼むと、フライドポテトとジュースがセットでついてきます。もちろん、値段はやや高くなりますが、「基本的にはセットで頼む」と覚えましょう。私はマクドナルド初心者の時にハンバーガーを単品で8個頼んだことがあり、「こいつ何考えてんだ」的な目で見られたことがあります。気をつけましょう。

セットで頼んだ時にジュースは自分が好きなものを選べるのですが、これも店員が暗に「とっととジュースくらい選べや」オーラをだしてきます。じっくりと選ぶ時間はありません。基本的には「コカ・コーラで」と頼めばいいですが、炭酸ジュースが苦手な人は「オレンジジュース(ミニッツメイドオレンジ)」や「お茶(爽健美茶)」などもあります。これは、特にハンバーガーと違ってタブーなメニューはないので好きなメニューを選びましょう。以下にドリンクの一覧を書いておきます。

「コカ・コーラ」「コカ・コーラ ゼロ」「スプライト」「ファンタグレープ」「Qoo すっきり白ブドウ」「爽健美茶」「ミニッツメイド オレンジ」「アールグレイアイスティー(ミルク/レモン)」「ホットティー(ミルク/レモン)」「ミルク」「ミニッツメイド アップル100」「野菜生活100」

ジュースの注文方法ですが、正式名称を言わなくても大丈夫です。例えば「ミニッツメイド アップル100」を頼みたい時は「ミニッツメイド アップル100をください」ではなく「アップルジュースください」や「りんごジュースください」で大丈夫です。

さて『ハンバーガーと違ってタブーなメニューはない』と言った通り、ハンバーガーにはタブーな注文がいくつかあります。まず、「クォーターパウンダー・チーズ」と「ダブルクォーターパウンダー・チーズ」は基本的には頼んではいけません。この2つはお金持ち専用のハンバーガーです。特に、友達や彼女と一緒にマクドナルドへ行ったときは絶対に頼んではいけません。この2つを頼んでいいのは、家族でマクドナルドへ行った時か、一人でマクドナルドへ行った時のみです。また、もし誰かがこのどちらかのハンバーガーを頼んでいたときは、そいつは金持ちだと思ってまず間違い無いです。

逆に期間限定のハンバーガーを頼むのは、絶対に誰かと一緒にマクドナルドへ行った時でなければなりません。一人でマクドナルドへ行ったときは期間限定メニューを頼んではいけません。一人でマクドナルドへ行ったときに期間限定ハンバーガーを頼むと「こいつミーハーかよ」という目で見られます。ミーハーが許されるのは誰かとマクドナルドへ行った時のみです。

そして、もっともデンジャラスなハンバーガーが「ハンバーガー」です。皆さんは私が「ハンバーガーの基本はダブルチーズバーガー」と言った時に疑問に思ったでしょう。「え?ハンバーガーの基本は『ハンバーガー』じゃないの?」と。

『ハンバーガー』も確かにハンバーガーの基本です。ですが、マクドナルド玄人のみが許されている基本です。マクドナルドでは、確かに昔「ハンバーガー」は万人にとってのマクドナルドの基本でした。しかし、マクドナルドはその後、色々な種類のハンバーガーを開発、販売しました。結果、素朴な味であるハンバーガーを注文する人は少なくなって行きました。

そして現在、マクドナルドでハンバーガーを頼むのはマクドナルドを極めた者のみとなりました。

マクドナルドに少なくとも一年以上通ったことがあり、かつマクドナルドの全メニューをひと通り食べたことがある者のみが注文できるハンバーガー、それが『ハンバーガー』です。

つまり、あなたがマクドナルドで「ハンバーガーください」と頼んだときは「やべぇ、プロが来た」と、マクドナルド内がちょっと騒然となりますので気をつけましょう。逆に「自分はマクドナルドを極めた」と自信を持って言える方は堂々とハンバーガーを頼みましょう。

補足として、フィレオフィッシュというハンバーガーの話を取り上げましょう。これは、他のハンバーガーと違い、間にハンバーグではなく魚の切り身を揚げたものを挟んでいます。一度もフィレオフィッシュを食べたことがない人はちょっとフィレオフィッシュを敬遠しますが、魚の切り身にかけているタレもいい味で、なかなかの美味です。また、フィレオフィッシュは、ハンバーガーと違い、マクドナルド素人でも頼んでいいメニューです。マクドナルドで通ぶりたい方は、ぜひフィレオフィッシュを頼んでみてください。

そうそう、マクドナルドと言えば、サイズの注文方法の話をしなければなりません。マクドナルドでたまに「サイズはいかがなさいますか?」と聞かれる場合があります。多くは頼んだジュースの量のサイズのことです。「S(エス)で」と頼むと、一番小さいサイズのジュースが来ます。Sとは、Smallのことです。「M(エム)で」と頼むと、中くらいのサイズのジュースが来ます。MとはMediumのことです。「L(エル)で」と頼むと、一番大きいサイズのジュースが来ます。LとはLargeのことです。

ですが、マクドナルド初心者の方は「SとかMとかLとか言われても、どれくらいのサイズか全然分からねぇよ」と思うと思いますので、基本的には「Mで」と頼めばいいと覚えてください。もしジュース以外でもなにかサイズを聞かれた場合も大体「Mで」で大丈夫です。

また、マクドナルドでは最後に「持ち帰り」か「店内で食べる」か聞かれます。マクドナルドに慣れていない方はハイソでアッパーなマクドナルドで食べるのは気が休まらない、と思うと思いますので「持ち帰りで」と言ってしまって構いません。が、慣れてきたらぜひ一度はマクドナルドで食べて、ハイソでアッパーでアメリカンな雰囲気を楽しんでみてください。

さて、これで皆さんももうマクドナルドは怖くありませんね?是非皆さんもマクドナルドを極めて、プロマクドナルダーを目指してみてください。それでは。

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