文学ファイター

高位の守護霊は敬意を込めてストーカーと呼ばれます。

守護霊

レイナは魔法石を使うことで、ついに幼少の頃に死に別れた両親の霊と再会したのだった。

レイナ
「パパ……?ママ……?」

母親の霊
「大きくなったわね、レイナ」

父親の霊
「お前は気づかなかっただろうが、私たちは常にお前の事を見守っていたんだぞ」

母親の霊
「小学生の頃はかけっこでいつも一番だったわね」

父親の霊
「運動会の時は他の子はパパとママが来ていたのに、お前だけ一人ぼっちにしてしまったな。すまない」

レイナ
「そんな……。いいのよ」

母親の霊
「中学生の頃の初恋も見てたわよ」

父親の霊
「あぁ。バレンタインデーに好きな子にチョコレートを渡したはいいが、恋の占いとか言って自分の涙をチョコレートに混ぜてたのは正直、お父さん、ちょっと引いたぞ」

レイナ
「やだ、そんなことまで見てたの!?」

母親の霊
「そういえば、最近部屋の掃除してないでしょ?空気がホコリっぽいわよ」

父親の霊
「ゴミの分別も適当にしているだろう。燃えるゴミと燃えないゴミを一緒にして出すのは良くないぞ」

レイナ
「ご、ごめんなさい。最近仕事が忙しくて……」

母親の霊
「そういえば最近、ダイエットとか言って、変なポーズにはまってるでしょう」

父親の霊
「ヨガ体操というらしいが、毎日お風呂で真っ裸であんなポーズをするのは、お父さん正直ちょっと」

レイナ
「いやぁああああぁぁぁぁああああぁあああ!!」

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