文学ファイター

すべてを駆逐する混血種族。

雑種。混血人種。アイデンティティの崩壊。

犬は血統書付きのものよりも雑種の方が長生きします。

人間が仮に親類縁者のみで繁殖を行うと遺伝病を持った子供が生まれるようになります。

ここで言いたいのは、ある特定の集団だけで繁殖を行おうとすると必ず偏りが生まれるということです。

優秀な人間だけを集めてその血筋を守るためにその集団だけで繁殖を行うと、その子供はいい部分も悪い部分も極端に濃く現れます。そして極端な遺伝子的な偏りの為に早死にするのです。

これは何も遺伝に限った話ではありません。「あるグループ」に所属し「そのグループの感じ方や考え方」に触れていると、その人間は「そのグループの感じ方や考え方」に偏ります。

この「グループ」は「学校」だったり「会社」だったり「宗教団体」だったり「政治政党」だったりします。

私が今回お話ししたいのは「国」というグループについてです。

私たちは基本的にどこかの国家に属しています。つまり自分の国を客観的に判断するなど絶対に不可能なんです。だって所属してしまっているんだもの。

ただ、唯一自分の国と距離を置いてそれなりに客観的に「国家」を捉えられる存在がいます。それが国際結婚などで生まれた子供。混血児です。

混血児はおそらく制度的にはどちらかの国に籍を置くことになるのでしょうが、彼の心にある「もう一つの国の存在」も決して消せないと思うんです。

つまり彼は「こちらの国から見たあちら」と「あちらの国から見たこちら」という二つの見方が出来ると思うんです。

そういうモノの見方が出来る人はかっこいーなー。

そしてそういう人はきっとアイデンティティの問題に悩まされると思うんです。

「僕は一体どちらの国の人間なんだろう……」

私は個人的に思うんですよ。この世で最も不要なもの。それは「国家」という名のグループ。

国家なんて言う存在があるから人々は領土問題でわーわー言って政治問題でわーわー言って戦争なんて起こすんですよ。

確かに私は日本好きです。大好きです。そしてきっとアメリカ人はアメリカが大好きで中国人は中国が大好きでイギリス人はイギリスが大好きでインド人はインドが大好きなんでしょう。そして彼らは大好きなものを守るために他の国と戦うのです。あぁ無情。

世の中がもし混血児だらけになったら、国家という枠組みは崩壊してくれるんじゃないだろうか。そして彼らはきっと、「彼らが大好きなもの」と「彼らの国」の事は別けて考えられるようになるんじゃないだろうか。

その為にも我々はもっと外国人と結婚するべきなんですよ。そしてもっと加藤ローサ的な黒木メイサ的な道端ジェシカ的な存在を増やすべきなんです。可愛い女の子を増やすために。可愛い女の子と出会うチャンスを増やすために。可愛い女の子と結婚するために。そして世界平和の為に。

まぁ、仮に国家がなくなっても戦争は絶対になくならないですけどね。人間は集団になると必ずグループを形成しますし。グループを形成すると必ず敵対するグループが出てきますし。ハーフ美女が増えると言うことはハーフ美男子も増えるということですし。美男子は私の敵ですし。

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