文学ファイター

正直、最近、油っこいモノは苦手です。

ブタ

道を歩いていたら、ブタがとことこと歩いていました。こんな都会になんでブタがいるんだろうと思っていたら、ブタが私に話しかけてきました。
「私を罵ってください」

私は言いました。
「なぁにブタが人間様に話しかけてんだよっ!!太ったメスブタがっ!!あーくせーくせー!!いつもブーブーなきわめきやがって!!このブタ野郎!!おまえなんか、裸で四つんばいになって、地べたをはいずりまわってりゃいいんだよ!!」

ブタは言いました。
「それは、ただ事実を言っているだけで、罵ってはいません。もっときちんと罵ってください。それとも、あなたの語彙はその程度なのですか?」
そう言ったブタの目は、Sっ気に満ちていました。恥ずかしくなった私はその場を立ち去り、家で泣きながら豚肉を食べることしかできませんでした。やはり、豚カツにはキャベツが一番あいます。

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